Quantcast
Channel: 海洋文化交流/貿易振興
Viewing all articles
Browse latest Browse all 166

国立歴史民族博物館に行こう

$
0
0


大名と一揆(15〜16世紀)

この時代、人々は地域や階層ごとに横断的な結びつきを強めていました。村々には自ら掟を定めたり、土一揆を起こしたりする動きがみられ、また地域の領主である国人(こくじん)たちも、一揆を結びました。これに対して大名は主従制にもとづく、一元的な権力による支配をめざしました。ここでは大名の館や、都市のあり様を展示しています。
 
展示場風景
朝倉氏本館復元模型・京都町並復元模型(戦国時代末ごろの京都四条室町)。
 
一乗谷朝倉氏本館復元模型(16世紀)
越前(福井県)の戦国大名朝倉氏の城下町一乗谷にあった朝倉義景の館を、発掘調査の成果に基づいて復元。
  
洛中洛外図屏風(右隻、16世紀)
歴博甲本(旧町田本)、上杉本、東博模本のレプリカなどを順次展示しています。歴博甲本はWebギャラリーで詳細にご覧いただけます。Webギャラリー
 

大航海時代のなかの日本(15〜17世紀)

東アジアには、中国を中心とする国際秩序がありましたが、ヨーロッパ勢力の東アジアへの進出はこの体制を崩し、また多くの文物をもたらしました。特に鉄炮とキリスト教の影響は大きく、戦国時代にあった日本では、戦いの方法が変化し、軍団編成や兵農分離が促進され、やがて統一政権が強力な中央集権国家を作りあげました。
 
展示場風景
御朱印船模型(17世紀初)
 
キリシタン
約一世紀の間、宣教師がもたらした西洋文化は、日本人の生活と文化に大きな足跡を残しました。
  
鉄砲伝来
日本の鉄砲は火ばさみの向きや機関部が西洋のものと異なっており、形式から東南アジアで改良されたものと推測されます。
 
 

印刷文化(8〜17世紀)

中国では、宋代になると印刷業が盛んになり、大量の書物の出版が行われ、日本にも多くの版本が輸入されました。その影響をうけて、日本でも平安時代中頃から仏教経典を中心にして、各種の書物の出版が本格的に行われるようになりました。その場所も、最初は京都・奈良周辺の寺院から、次第に地方にまで広まっていきました。またその対象も、仏書以外の儒書・漢詩文集から『源氏物語』等の仮名文学書にまでおよぶようになりました。
なお、展示品は毎月展示替えをしております。
 
展示場風景
中国(宋代)や日本で出版された仏教教典及び典籍等の書物版本伊勢物語(古活字版・17世紀)
 
宋版後漢書(国宝・12世紀)
日本に輸入された宋版の一例。卑弥呼の記述で有名な東夷伝の部分。(複製)



成田方面から

JR東日本利用の場合
成田駅から成田線佐倉駅(約16分)下車、バス約15分
(北口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車)
京成電鉄利用の場合
京成成田駅から京成佐倉駅(約10分)下車(成田空港駅からは約20分)
徒歩約15分(詳しくは案内図→駅からの徒歩路)
またはバス約5分 (南口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 166

Trending Articles