
寄神貝塚


寄神貝塚の詳細
2000~3000年前の古代人の住居跡。弥生時代の土器や石器等も発見されました。日本では最高レベルの巨大な岩礁性貝塚で、昭和37年に長崎県史跡埋蔵文化財に指定されました。 傾斜面には貝などの廃棄物が堆積してこの貝塚となっていることから、弥生時代からこの豊かな五島の海で貝を捕って生活していたことがうかがえます。
詳細情報
853-0701 五島市岐宿町岐宿字寄神 | ||
無 | ||
福江港より車で25分 |
周辺マップ
遺跡名 | 寄神貝塚(よりがみいせき) | ||
所在地 | 五島市岐宿町岐宿寄神・イワンナ | ||
緯度 | 北緯32°45′51″ | 経度 | 東経128°45′31″ |
標高 | 16m | 地形 | 台地 |
種別 | 貝塚・集落跡 | 時代 | 弥生時代 |
資料所在地 | 五島市教育委員会・九州大学 | 指定状況 | 県指定 |
参考文献等 | 「岐宿貝塚」『五島遺跡調査報告』 長崎県文化財調査報告 第2集 1964 | ||
遺跡・史跡の概略 | |||
遺跡は五島北西部岐宿浦に突き出た溶岩台地上に位置する。第1次調査は1962年、2次調査は1963年に九州大学を中心とした五島遺跡調査団によって行われた。住居址は3基が竪穴式住居で、7基が平地式住居である。何れも炉を持つ。墓坑は2m×1.5m、深さ0.5mの楕円形墓坑で、中に5~6体分の人骨と獣骨を含む特殊な埋葬例である。二次的な骨の収納場所と解されている。貝は73種に及びこの中で岩礁性貝が90%を占めており、特にマガキの量は膨大である。 |
主な遺構 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な遺物 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
遺構・遺物の写真 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|