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[転載]『神武天皇』(その1)

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       今からおよそ2000年の昔。神武天皇は日本国天皇家の始祖として、琉球の大東(うふあ
      がり)に立たれました。この事は私たち琉球神開がその活動の中で神武天皇ご自身のお姿
      を拝する事があり、その際にご自身のお言葉から教えられたものです。歴史上、また考古
      学上等で諸説紛々たるものがありますが、神武天皇ご自身のお言葉からの事として解明の
      一助となれば良いかと思います。

       琉球の歴史上ではこの時代を『天帝子世』と呼びます。
       今、日本神話の神々とされている方々が、イザナギ・イザナミの尊以降、すべて琉球を
      元地とされて来た事を述べて来ました。またイザナギ・イザナミの尊以前の時代にも琉球
      には大きな先祖の神がおられた事も明かして来ました。

       時を経て行くほどに解明の資料は揃い、諸説紛々の状況が収束を見て行く訳ですが、こ
      の時代はまだまだ「神話」の域を出ないものであります。しかし私たちは前述の通り、霊
      界の方々との心合わせを通して今は亡き方々の魂の声を聞く事が出来、そこから明かされ
      る事が歴史の解明につながる事を望むものであります。

       神武天皇は琉球大東にお生まれになり、その後現在の伊平屋島に渡られました。
       現在、観光地にもなっている伊平屋島の「クマヤー洞窟」は、神武天皇の言わば「仕事
      場」であり、この地で初代天皇として即位されたのか、或いはこの地からヤマトへの「東
      征」を始められたのかは、まだ定かではありません。

       この事から日本皇室の先祖は琉球から立たれたという事になり、明治の琉球処分の直後、
      政府が「琉球の先史の研究を固く禁ずる」とした理由が見えて来るのです。新都東京を中
      心に中央集権、絶対主義国家を確立する為には、「集権」「絶対」の対象である天皇家の
      元地が、遥か南方の小島にある等とは天地が逆さまになっても言えるものではなかったの
      でしょう。

       天皇家の始祖が琉球に立たれていた事を証する事実はいくつもあります。
       今、そのすべてをここで明らかにする事が適当か否かは私たちにも判断し兼ねるものが
      あり、この後は過去の諸説について、或いは琉球と神武天皇の関わり等について述べて行
      きたいと思います。

                                      琉球神開 歴史の扉
                                        担当:柳田邦男

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転載元: 琉球神開『歴史の扉』


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