MSN エンターテイメント - 12 時間前
[29日 ロイター] - 「一国二制度」はもはや終わりだ。1997年に英国から返還されて以降、香港の住民は常に、資本主義と民主主義に一定の譲歩を与えるという中国政府の約束に疑念を抱いてきた。香港の民主派デモは30日も数万人が主要地区で幹線道路の占拠を続けている。彼らは何に抗議しているのか。
今回のデモは中国政府に対し、2017年の香港次期長官選挙で完全な民主的選挙が実施されるよう圧力をかけており、梁振英・現行政長官の辞任も要求している。警察の催涙ガスなどからデモ隊は傘を「盾」に身を守ろうとしており、「傘の革命」とも呼ばれている。
10月1日の中国国慶節(建国記念日)を前に、デモは一段とエスカレートするとみられるが、中国政府は少なくとも現時点では、動揺していないように見える。中国外務省の華春瑩報道官は北京での記者会見で、「香港は中国の香港だ」と語った。
ロイターは、英国からの返還後、香港の世論がどう移り変わってきたかをまとめた。香港大学が実施した調査では、中国の「一国二制度」と香港の未来に対する信頼が後退している姿が浮き彫りとなった。回答者の50%以上が、中国政府に対して「不信感を抱く」としている。抗議デモは早期には終わりそうもない。
香港デモ発起人の学者らに殺害脅迫か、一部メンバー離脱
[香港 30日 ロイター] - 香港の民主派団体によるデモが1997年の香港返還以来で最大規模となる中、団体の指導者である一部の学者らは、殺害の脅迫などを受けていると話している。
民主派団体「オキュパイ・セントラル(中環を占拠せよ)」の共同発起人でもある香港中文大学の陳健民氏は、殺害の脅迫を含む文書が多数送りつけられたと明らかにした。
同じく「オキュパイ・セントラル」の共同発起人で、香港大学法学部の戴耀廷(ベニー・タイ)氏も、殺害の脅迫を受け取ったと述べた。戴氏は、一部の中心的メンバーが突然同団体を去ったとし、中国での事業活動をめぐって脅しを受けた可能性があるとの考えを示した。
このほか別の5人の学者らもロイターに対し、デモ活動への関与により脅迫を受けていると明らかにした。
香港長官がデモ解散を要求、民主派は即座に拒否
MSN エンターテイメント - 17 時間前
【AFP=時事】中国・香港の梁振英(Leung Chun-ying)行政長官は30日、数万人が集い市内をまひさせている民主派の街頭デモを直ちに止めるよう要求したが、抗議行動の参加者たちは、香港行政長官選挙の完全な民主化を中国政府が許可するまでは動かないとして梁長官の ...
香港政府、デモ隊との対話に「オープンな姿勢」=政府高官
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 - 4 時間前
【香港】香港の政府高官は1日、政府は民主派団体「占領中環(オキュパイ・セントラル)」と対話の席を設けることについて、前提条件がない限り引き続き「オープンな姿勢」だと述べた。 香港では民主化を求めるデモの激化で政府機関や小売店が閉鎖に追い込まれ、中国に厳しい ...